ひだまり    今は古事記に夢中! バレエ

アメブロから引っ越してきた過去記事の再公開と、                       もっと日本を知るために「竹田研究会」の紹介を主にしていきます。

わたしをバレエに連れてって!! ⑥ オレ様天才熊川哲也に再敬礼! 

 
 
図らずも先日、
バレエ・ダンサー 熊川哲也 の天才ぶりをあらためて実感してしまった!!

しばらくぶりでバレエの動画を見まくったのだけど、
吉田都の「こんぺいとうの精」に始まって、うっかり熊川哲也にまで手の伸ばしてしまった。
しまった!! 
これじゃあ、また、帰ってこれなくなるじゃないか!!

はい、案の定、またDVDを購入することに・・・

でも、本気で思った。

これだけ景気よく回ってくれちゃったら、

これはもはや、

これも立派な、

真央ちゃんや、羽生くんや、聖子ちゃん みたいな、
日本を 晴れ にするパワー だと思う!!  



フィギュアスケートには毎年競技会シーズンというものがあり、
テレビや新聞で巷が騒がしくなるので「解り易い」のですが、
日本には浅田選手とか羽生選手とか、引退した高橋選手とか、ファンでなくとも、日本国内のみならず、
世界中にその名を知られ、突出したカリスマ的存在がありますが、忘れてはいけない。

世界に誇る日本のカリスマは、フィギュアスケート界だけじゃない!

そう、クラシック・バレエの世界にこそ、
日本人として世界から認められ、世界から愛された、
歴史に名を残す天才カリスマダンサーたちがいることを!!

幸いにも、
同じ時代に数々の伝説と金字塔を打ち立てたカリスマの中のカリスマというべき
バレエ界の双璧が、先に幾度も紹介してきた吉田都と、今回紹介する熊川哲也です。

※吉田都についてはこちらから 


何度も書いてますが、
フィギュア・スケートを見るとき、わたしは「バレエ目線」を外すことはできません。
なぜなら、クラシック・バレエの神髄は、すべての舞踏芸術の基礎であると思うからです。
物語のイメージを伝えるための「マイム」も、元はバレエから生まれたものです。
そして、マイムが最も洗練され精彩を放つのが、シェイクスピアを生んだ舞台芸術(劇)の国である
イギリス(ロイヤル・バレエ)であるのも、さもありなん、と頷けるところでしょう。

しかし、その舞台芸術の「劇場空間」を、
今や氷の上のスケートで最も高度に表現し、最も高みへと進化させてきたのは、
もう誰も異論はないと思いますが、なんと、男女とも、わが日本人選手たちでした。

そういう意味で、わたしは、バレエの審美眼(感性)とバレエの基礎知識(うんちく)なしでは、
もはや昨今のフィギュアスケートを語れないと思うのです。

もちろん、それ以外にもいろんな目線や楽しみ方があることも認めます。
が、わたしはどうしても、結局は、最終的には、つまるところ、
バレエに通じる芸術性とテクニックの両輪を持たなければ、
フィギュア界では「天才」とか「カリスマ」とか呼ばれる「地位」にはつけないと思うのです。

まあ、何かの拍子に、一瞬だけその地位に就くことがあるかもしれないけど、
その地位を、その名を維持し続けることができる存在は違うと思います。

特に、世界のフィギュア界を牽引する日本人選手たちにおいては。

と、そんなわけで、

フィギュアスケートファンの人にとっても、実はバレエはそんなに得意じゃない人でも、
この、二人のバレエの世界だけは、何の垣根も無く、入れると思います。
だって、
真央ちゃんの表現力の源には、ぜったいにバレエ芸術に通じるものがあるし、
最近頭角を現してきた宮原選手を見ても、どの選手と比べてもバレエが入っている動きとして
突出しています。

それと、最近特に感じるのは、羽生選手を通り越して、何といっても、宇野選手です。
彼の劇場空間は、まさに、これから紹介する熊川哲也のバレエに通じるものがあると
昨夜、わたしは改めて確信しました。


そんなこんなで、先の記事でも書いてきた吉田都や、この熊川哲也を見ていると、
浅田選手や、高橋選手や、羽生選手や、宇野選手たちを見ているときと、
同じことを考えてしまうのです。

これから見てもらえれば、解る。
熊川哲也は、天才です。
しかし、 ただの天才じゃない。
昨夜、これらを見てわたしは確信しました。

彼のダンスも、 吉田都のダンスも、 形は違えど、
「神」に捧げられているものだと。

彼らの「舞い」は、ただ人間(ファン)のためにあるとは思えない。

彼らの舞いは、神と人を結ぶ「柱」を立てるため、
神が、人を、「守るべく価値」があるとするための「証(契約)」として捧げられているのではないか、
と。

そう思えてならないのです。

だから、
彼らがいるうちは、大丈夫だと。
わたしたち人類が、彼ら、彼らのような存在価値を認め、大切に守れるうちは大丈夫だと、
そう思えるのです。

人が、そういう、
美しいものを貴いものとして、
尊いものを尊いものとして守っていられるうちは、
人は、神から「守られる価値のある存在」として認めてもらえるのでは・・・と。

逆にいえば、
人類がそういう価値を捨てて、ただの即物的、拝金主義に溺れ完全に陥ってしまったら、
そのときは、もはや人類がこの地球上に存在する価値をも失ってしまうのではないか・・・
神からの救いの手、「ノアの箱舟」に乗る価値(切符)を無くしてしまうのではないか・・・と。


(どう思われてもいいもん。
ここはわたしのブログだから、自分の好きなことを、感じたまま言えるんだもん!)




というわけで、
あまりにも有名なバレエ・ダンサーではありますが、
フィギュアといっしょで、どんなに有名で人気でも、どの分野にも蚊帳の外の人たちはいますので、
そんな「バレエ初心者」や「熊哲初心者」にもアピールできるよう貴重動画を紹介してゆこうかと思います!

(自分の永久保存用として編集しました♡)


では、 どうぞ!!

ご堪能ください。
熊川哲也の「天才」ぶりを。


Tetsuya Kumakawa Don Quixote  ドンキホーテ




これが原点・・・
ローザンヌ・コンクール金賞受賞 熊川哲也  tetuya kumakawa!!

15~6歳くらい? 
これ、よく覚えてる。
辛口解説者が、彼の踊りに驚嘆し、こんなようなことを言っていたのを覚えています。
「彼にはもうすでにプロのダンサーとしてのすべてが備わっている。
彼にあと必要なのは、劇場からのオファーだけですね」
「あと、もう少し足が長ければね」 (・・・・・・・)
「ええ、でも、そんなこと忘れ去れるくらい彼は素晴らしいですよ」 ってね。

(※なんと、動画見つけました!!この二人です!!  
 すごい!熊川が金賞を取ったときのローザンヌコンクール東京決戦のほぼフル(半分)ですっ!!
https://www.youtube.com/watch?v=ksIShfcvB9A)
宮内真理子もいるよ! (18:50 と 1:1:50) 
げ!!岩田守弘もいる! (35:20 と 1:17:30) 
そのあとに、あの男の白鳥を踊ったアダム・クーパーも!!
振付賞の田中祐子も~~ (1:28:50)
ちょっと、この大会、レベル半端ない! ってか、そこで金賞取った熊川のクオリティが解るよね。

熊川の演技は、32:10 と 1:15:10 から~
(この解説者がどれだけ「辛口(毒舌)」だったか、一見上手そうに見えても、メタクソに言うし、
それにくらべて、どれだけ熊川の演技にだけ別格の賛辞を贈っていたか、
この動画を通して他の演技のコメントを聞けば解ります!!) 動画主さま、ありがとう!!!!



キリトったやつがありました!!
熊川哲也 ローザンヌ ドン・キ 解説付き!





ドン・キ その3

コメに「高さがおかしい」ってのがあってウケる。
ホント、おかしいよね? 



だれ??!!! 
こんなことして遊んだの!!

似合いすぎてハマるわ・・・




熊川哲也の 超絶 空中浮遊(ジャンプ)

ニコ動って、コメントが面白い・・・




Tetsuya Kumakawa Coppelia  コッペリア




Tetsuya Kumakawa Giselle  ジゼル




海賊




その後、こんなの作りました!

【映画 「海賊」 予告編】 
Tetsuya Kumakawa K-BALLET COMPANY 「海賊 in Cinema







「眠りの森の美女」よりグラン・パ・ド・ドゥ
吉田都 熊川哲也





Swan Lake Act lll  「白鳥の湖」




【映画 予告編】 
熊川哲也 Kバレエ カンパニー 『白鳥の湖』 in Cinema






熊川哲也 Kバレエ カンパニー
15th Anniversary Winter 2014 「くるみ割り人形」 CM




熊川哲也 Kバレエ カンパニー 『シンデレラ』CM






【映画 予告編】 
熊川哲也 Kバレエ カンパニー 「シンデレラ 」 IN シネマ


すんごい。「オレ様」 リアル「千秋さま」っぷり。



【映画 予告編】 
熊川哲也 Kバレエ カンパニー 「ドン・キホーテ」 in Cinema






Kバレエ カンパニー
『ベートーヴェン 第九』ほか新作二作品 CM






日曜日の秘密基地VIPルーム ゲスト:熊川哲也



熊川哲也 ロミオとジュリエット [ 熊川哲也 ]
価格:6459円(税込、送料無料)






「オレ様熊川哲也」がお腹いっぱい堪能できます!
オレ様だけが・・・!!!




見たくなった?

買いたくなった? 
それとも、行きたくなった?
熊川哲也 Kバレエカンパニーのチケット一覧



<お ま け>


高橋大輔 & 熊川哲也 対談




浅田真央 2012 GPF FS[British Eurosport] 「白鳥の湖」



★フギュアスケートに「芸術点」が必要だったわけ・・・ その2

★日本人にしか見えないもの

★真央ちゃんはなぜそんなに美しいのか? 4 お母様とバレエ


★感動って、こうやって作られるんだ!
  2013全日本選手権 鈴木明子選手の「オペラ座」の奇蹟!!



★わたしをバレエに連れてって!! ③ ~ 吉田 都 の奇跡

★バレリーナ はかくあるべき! ③  吉田都 編 >

★バレエへの熱情再び  ~  もう一度 吉田都 が見たい!!


★ローザンヌ国際バレエ、17歳の菅井さん優勝  審査員吉田都さん語る!

★映画 『ブラック・スワン』 への反論  の追記 これだけは言わせて!!

★再 『瑠璃色の地球』  ~言霊を信じる日本~



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バレエへの熱情再び  ~  もう一度 吉田都 が見たい!!


今年もローザンヌでの日本人の快挙が報じられました。
今年はなんと男性! しかも17歳!! まるでバレエ界の羽生君です!
(※こんな感じ?)

毎年、毎年、日本には「世界初」「日本発」のうれしいビックニュースが続いていますが、
今年のローザンヌは「熊川哲也以来の男子の優勝者」ですが、
去年は「熊川哲也以来の日本人の最高位賞」でしたね。

そこで、ふと、
何気に、去年の菅井円加さんの演技をもう一度確認しようと探していたら、
最近の(受賞後の)公演の動画を見つけて、わくわくして見たのですが・・・

それがいけなかった・・・

え? なにがいけなかったって?
演技・・・じゃないですよ。(まあ、正直、物足りなかったのは事実だけど…)
それが、もう、ひどいの!!
カメラというか、編集がもう、最悪・・・
「お前、バレエを知らんだろう!」 っていうシロモノなんです。

そういうのは、フィギュアスケートを見ててもたまに(嫌ってほど)思うけど、
(明らかに特定の日本人選手をわざと良く見せないようにする意図が感じられるけど)
いくら放送時間が限られてるからって、そこでブツ切りはないだろう~~~っていう連続の作品です。

まあ、しょうがないのか~
NHKが未だ「プリマドンナ」言ってるもんね~
ていうか、NHKが間違えたものは、そのまま常識として通用する世間だもんね~
テレビっていうのは、けっして「真実」は映さないのが社是っていう媒体で、
テレビが伝えたいものは、
マスコミの利益になるものであって、国民の利益になるものではないのだから。

解かってるつもりだったんだけどね・・・でも、
こと、自分の特別好きなものに対しては、やっぱり納得いかない!! 
って感情が再燃する。
はっきり言って、がっかり しました。
またしても、日本のマスコミの認識する文化に対して「がっかり」を再認識させられたんです。
日本のマスコミが作り出した日本人の文化への認識は、しょせん この程度か・・・ってね。

そうでしょう?
こんなに、こ ん な に 、日本人が世界で頑張っているのに!
これほどの実績と誉を積み上げて活躍しているというのに!
その「文化」を伝えるメディアの認識が
しょせん、その程度 ってことですよ。

日本のメディアの程度の低さが、
そのまま、日本人の認識の低さを生み出しているのだから、
おい、メディアよ、マスコミ従業員よ、 ちょっとは勉強しろ!!!
でなければ、
「報道の自由」だとか「文化を発信する責務」とか エラそうにエバって言うな!!!!


…で、ですね。
それ見てたら、なんか無性にイライラ、ムラムラしてきて、
ちゃんとした、完璧な動画を見たくなったのであります。
で、
わたしの中の「完璧」とは、すなわち「吉田都」さん! この人しかいない!!!
今のこのわたしのフラストレーションを解消してくれる「清涼剤」は「救世主」は
彼女しかいない!!・・・と、久しぶりに吉田さんの動画を検索してみたら・・・

あああっ い、いつの間に、こんなに動画が上がって・・・ (T T;) 
うう・・・もう、うれしい悲鳴です。
以前あった保存動画が消されてしまっていて意気消沈していたので、
また誰かが新しいのやら、歴史的保存版やらを再びアップしてくださったようで・・・
ありがとうございます!!
これで生き返りました。


興味のある方は少ないかもしれないけど、
バレエの良さを知らない人でも、バレエにまったく興味がない人でも、
日本人なら、これだけは知っておいてほしい。

吉田都だけは 別格 です。

いわば、バレエ界の浅田真央ちゃん。
(※こんな感じ?)

日本人で、
日本のみならず、
世界中のバレエ愛好家、それもバレエの発祥や歴史を誇る国の愛好家たちが手放しで贔屓にし、
その世界に通じる専門家、芸術家たちがこぞって絶賛する、
今世紀を代表する正真正銘の「プリマ・バレリーナ」です!!

覚えといてね。


※ 問題の菅井さんの「オーロラ」の舞台の動画



この継ぎ接ぎ方はないわ~~~
作品が台無し。
つか、これ見て、菅井さんの素晴らしさをどう解かれと?

これがバレエのド素人の所業でなければ、
意図的にこの演技の良さを伝えようとしていないとしか思えない。
ま、それはないと思うけど・・・  (真央ちゃんなら散々やられたけどね!)



さあ、つぎは、真打、吉田都さんのバレエです。

心して見よ。

いえ、ご堪能ください。 m(__)m



1983年 ローザンヌで受賞したときの映像。15歳です。 
コッペリアのバリエーション。
Prix de Lausanne Video Advent Calendar - Day 15 - Miyako Yoshida


なんと、初々しいというか、瑞々しいというか。
そりゃあ、プリンシパル張ってからのと比べれば未熟さはあるかもしれないけど、
でも、こんな頃から見えちゃうの、
キラキラ、魔法の粉がいっしょに舞い踊ってるのを。

今の若いダンサーと比べて、
明らかに前時代的な「手足の短さを感じさせる」パフォーマンスだけど、
そんなことを忘れさせるくらいの「空気」感がある。
わたしは、彼女の手足が満足なほど長くなかったことに今は感謝する。
だって、それゆえ、
そのコンプレックスゆえに、今の彼女のパフォーマンスが完成されたのだから。
(※それについてはこちらの記事 または、こちらの記事で!)

圧倒的ではないけど、
そよ風が吹き抜けるような観客を惹きつける天性の魅力。
それを裏付けるような絶妙なバランス感覚。

その天分の才と、日本人らしい勤勉さと、
コンプレックスに負けない「クソ根性」とが合わさったとき、
必然的にヒエラルキーの頂点と不動の人気と信頼を掴み、
世界が認めるプリマバレリーナが誕生した。 (日本のマスコミだけだね!認識甘いの)

なんというか、わたし的には、やっぱり真央ちゃんとかぶるところがある。
たしか、15~6歳のときの真央ちゃんに、伊藤みどりさんがこう言っていた。
「天才が努力して努力するとこうなります」 って。
彼女もその典型。
まあ、天才って呼ばれる人は、みな努力家だけど、
その中でも、その努力の方向が王道というか、その道の神様の意向に沿ったというか、
とにかく、彼女が選び取り、歩んだ道は、この世の人々を幸福にしている。
それだけは間違いない。
そういう星の下に生まれてきた人・・・だと思う。


だめだ~~ 語り出すとキリがないな~

じゃあ、次!!


吉田都 バーミンガム・ロイヤル・バレエ くるみ割り人形 パ・ド・ドゥ



吉田都のパ・ドゥ・ブレは完璧です!!
なぜクラシック・バレエにパ・ドゥ・ブレが必要だったか? それは、これを見れば解ります!

バレエにおけるジュテ(ジャンプ)も、ピルエット(回転)も、パ・ドゥ・ブレ(足運び)も、
すべて人の体を「重力」から解き放つためにある・・・・ということを再認識させてくれます。

この「こんぺい糖」のグラン・パ・ドゥ・ドゥは、とくに最初に二人が踊るアダージョは、
そこそこの「上手な」ダンサーが踊っても退屈なだけなのよね。
「あ~早くこんぺい糖のバリエーションにならないかな」ってね。
でも、これは違うの。 

ローザンヌでスカラーシップを取ってロイヤル・バレエ・スクールに留学し、
卒業後入団したバーミンガム・ロイヤル・バレエでプリンシパル(最高位)に立った頃の演技。
演技の完成度、他の追随を許さない芸術性、そして、
熱狂的な観客の拍手からも分るように、この「愛され度」!!

はい。あの小さい、東洋から来た少女が、こんなになりました! 
っていう魔法を見てるみたいでしょ?

でも、「こんぺいとうの精」って、ほんとうにそういう役割。
少女時代から大人への「道先案内人」・・・だとわたしは思うの。
その、少女から大人へ… 夢とお伽噺が醒める直前の、
言葉にできない愛おしさと切なさが見事に表現されてると思う。
そう思いません?

あの、バリエーションでの、絶妙な「バランス」と「アンバランス」 見た?
あんなの誰にもできない。
おんなじことやっても、あんなふうに見えない。
いや、誰もやってないでしょ? できないって!
あの計算された「完璧な不安定さ」と「ゆらぎ」・・・誰が真似できようか!!

この衝撃をどう表現できようかと考えていたけど、
思い出した。
永遠のスポ根漫画の王道「エースをねらえ!」で、
岡ひろみ選手の「試合中のフォーム」の写真を解説するカメラマン(千葉ちゃん)のセリフ・・・
「君はこれを見たなら、首がヘシ折れるくらいのショックを覚えなきゃならない」
・・・みたいなのがあったけど、いや、この演技も、まさにそんな感じ。



「眠れる森の美女」から第一幕 
オーロラ姫の登場シーン~連続して次の動画を再生していきます!) 


あああ、「ぴちぴちの魚ちゃん♡」だ~~~
この「愛され感」は半端ない!
わたしも、あのおでこにキスしたい! 
って思うでしょ?
この父王が、この母王が、この国のみんながどれだけ幸せか?
このたった二分のオーロラの存在感だけで、分かるでしょ?
そんなオーラを、
ここまでのオーラを出せるダンサーはいないです!
ね? 
あなたは、これを見て、幸福な気持ちになりませんでしたか?


ローズ・バリエーション
6-Rose Variation-Miyako Yoshida



ローズ・アダージョ


この一幕は、オーロラ姫の16歳の誕生日を祝う舞踏会のシーンで始まります。
あっと、その前に、
この「眠り」(眠れる森の美女」)は、一幕からではなく、「プロローグ」から始まります。
プロローグ(オーロラの誕生祝いと魔女の呪い)
→ 一幕(16歳になったオーロラが針に刺され、みんな城ごと眠る)
→ 二幕(100年後、王子様が森でオーロラの幻想に出会い恋をする) 
→ 三幕(キスで目覚めた国中て、大結婚披露祝賀会でハッピーエンド)・・・という作りになっています。

つまりこの一幕の最初の場面は、
オーロラの初めての社交界へのお披露目、「舞踏会デビューの喜び」を表すシーンです。
生まれたときに(プロローグ)魔女から「16歳までに毒針に刺されて死ぬ」と呪いをかけられてから、
真綿でくるまれるように大切に大切に育てられ、
父王、母王から、また、お城のすべての者たちからの愛情を一身に受けた、
一点の曇りも疑いもない、無垢で幸福な少女のあどけなさ・・・
それを、これほど見事に表現できたバレリーナをわたしは他に知らない。

ただ可愛いだけ、
ただ(嫌味なくらい)気品と優雅さがあるだけ・・・ってのはいくらでもある。
でもこれは、
プリンセスの気品と、未知なものに素直な興味を抱く純真な少女の瑞々しい感性が見事に表現された、
もっとも美しく、もっとも愛らしい、
そして、もっとも幸福な、(ここが大事!!)
おそらく、振り付けした プティパ も想定外の、完璧なローズ・バリエーションとアダージョです!!!
(言い切った!)

わたしが思うに、
これは「バレエ」として、
例えば超人的と言われたギエムよりも、
例えば「ワンコイン・バランス」と言われた(ピルエットが一点から動かない!)森下洋子よりも、
例えばワガノワ・メソッドの申し子メゼンツェワよりも、
他の誰よりも、正確と言ったら正確だし、完璧と言ったら完璧だと思う。
なのに、
ただ正確なだけではない。
ただ完璧なだけではない。
ただエレガントでキュートなだけでもない。
そのすべてを持ってしても、それだけでもない。
これってどうよ? 他に比較がある?

ますますこれは、真央ちゃんと同次元のものがあると思う。
ただでさえ素晴らしいのに、それでも、その上を行く。
誰もやらないことまでやる。誰にもできないことまでやる。
そして気づいたら、誰も真似できない彼女にしか到達できない次元に辿り着く・・・
そんな感じ。

もう一回、これ ↓ 見てよ。分かるから!
これ見たあとで、そこらの「プリマ」だとかと比べてみてよ。
「え?これで、MIYAKOと同じ給料もらってるの?」って思うから。(実際どうか知らないけど)
つまり、
同じ「プリマ」(その団で主役を張る看板バレリーナ)と呼ばれるダンサーたちと
吉田都はやっぱり 別格 だってこと。


 

眠れる森の美女 2幕 オーロラVa


ここを切り取った人、解かってらっしゃる!! このアダージョも最高です!!!

この一幕のローズ・バリエーションと二幕のローズ・アダージョは、
古今東西の並み居る天才バレリーナたちと比べても 別格 です。 
別次元と言ってもいい。

わたしはかつて、
自分に可能な限りの世界中のビデオデータを集めて、このバリエーションを比べて見たけど、
これは 「神」 です。
これこそが、まさに「幻想」。 (これはオーロラの幻想)
幽玄といってもいい。 

よくぞ、「バレエの神様」は彼女にバレエを選ばせた・・・と、何度見ても思う。
「これを見るために生まれてきたの」って言ってあげてもいい。
そのくらい、わたしにとって感動的パフォーマンスでした。

これ見るたびに、
「バレエのある星に生まれて良かった」 と真剣に思います。
 

おおげさ? じゃないよ。
だって、ホントだも~~ん!!


ニコ動編 見つけた!  (youtube みたいに止まらないから好き~~(>_<)♡)

ACT1 2-1 

(プロローグはカットなのね?)
登場してすぐの「ぴちぴちの魚ちゃん♡」をご堪能ください。

吉田都のラインは完璧です。
クラシックバレエの神髄、
「パ」(型)の意味と意義(説得力)をここまで体現したバレリーナはいない。
他のどんな「天才」ダンサーからも見ることができないものがある。
この安定の「説得力」は吉田都だけのものです!

これって、やはり日本人だからだと思うのだけど・・・
わたしは、神楽や日舞の「型」に通ずるものを感じずにはいられません。



ACT1 2-2


毒針に刺されてから、倒れるまでの演技が素晴らしい!!!
どこまでが演技でどこまでが踊りなのか・・・
そして、すべての動き、どんな些細な動きも、すべてが音楽的!!
これこそがバレエ!! 
しかも、
こんなに愛されて、こんなに感情移入できるオーロラ姫はないわ! 
(倒れてるときの脚長くてきれいッ(>_<))


ACT3 2-2


じつはわたし、このグランド・フィナーレのワルツが大好き♡
いろんなキャラクターたちが個性を出しながら次々と踊るシーンは
とても豪奢で、優雅で、きれいです。

「眠り」は、華やかで贅沢でありながら、「白鳥」とか「くるみ割り」とは違って、
「ああ、よかった。めでたし、めでたし」で終わるという、
心からの幸福感を満足させてくれるバレエです。



これは初めてみた!! 感動です! 動画主さまありがとう!
「ラ・バヤデール」から
Ludwig Minkus: La Bayadère


The Royal Ballet Company  Royal Opera House Covent Garden 01-12-1999



「ロミ&ジュリ」から  ロミオ、ジュリエットに出会う

Romeo and Juliet: Romeo meets Juliet (Miyako Yoshida, Steven McRae)



バルコニー シーン
Romeo and Juliet: Balcony scene (Miyako Yoshida, Steven McRae)







Miyako Yoshida's Last Curtain Call at ROH

ロイヤル引退時の「最後のカーテンコール」
どれだけ愛されていたかがよくわかります!!!





DVD「英国ロイヤル・バレエ団「オンディーヌ」(全3幕)」
予告編




オンディーヌ (ドキュメンタリーより抜粋)




ライモンダ 




Rhapsody
- Miyako Yoshida and Yohei Sasaki



もう一度言う。
吉田都のパ・ドゥ・ブレは完璧です!!
なぜクラシック・バレエにパ・ドゥ・ブレが必要だったか? それは、これらを見れば解ります!

バレエにおけるジュテ(ジャンプ)も、ピルエット(回転)も、パ・ドゥ・ブレ(足運び)も、
すべて人の体を「重力」から解き放つためにある・・・・ということを再認識させてくれます。



Royal Ballet school
students pas de deux class - footage from "Dancer" w/ Peter Schaufuss

きゃああ~ こんなのもあった!!

これはわたしもビデオで見つけてうれしかったのを覚えてる。
海外のバレエの紹介番組を収録したシリーズもののビデオで、たしかドイツ語の?
偶然、ロイヤル・バレエ・スクールの練習風景に、吉田都が・・・!!
ファンには垂涎の貴重フィルムです。



こちらは「眠り」の全幕ものです。
NHKで放送した日本公演。
(わたしも持ってるけど、この時代、元がビデオなのでこんな画像です)
熊川哲也が全盛期の頃のゴールデンカップル時代の貴重な映像です。
長いですが見る価値ありです。時間をとってゆっくりご覧ください。

1997年10月新国立劇場こけら落とし公演
New National Theatre Ballet,Tokyo(JAPAN)

音楽:チャイコフスキー 
原振付:マリウス・プティパ 
改訂振付:コンスタンチン・セルゲイエフ 
演出:オレグ・ヴィノグラードフ 
指揮:ヴィクトル・フェドートフ 

出演

国王(フロレスタン王):長瀬信夫 王妃:坂西麻美 
オーロラ姫:吉田都 デジレ王子:熊川哲也 
花婿候補:佐藤崇有貴、逸見智彦、山口 章、左右木健一 
リラの精:菊地美樹 優しさの精:大森結城 元気の精:西川貴子 
鷹揚の精:西山裕子 呑気の精:高櫻あみ 勇気の精:志賀三佐枝 
ダイヤモンドの精:遠藤睦子 サファイヤの精:児玉麗奈 
金の精:湯川麻美子 銀の精:前田新奈
カラボス:マシモ・アクリ 
フロリナ王女:酒井はな 青い鳥:小嶋直也 
白い子猫:根岸愛希 長靴をはいた猫:左右木健一 
赤ずきん:佐藤未夏 狼:奥田慎也          他

The Sleeping Beauty - Miyako Yoshida/ Kumakawa Part 1



The Sleeping Beauty - Miyako Yoshida/ Kumakawa Part



The Sleeping Beauty - Miyako Yoshida/ Kumakawa Part 3



The Sleeping Beauty - Miyako Yoshida/ Kumakawa Part 4




「ロイヤルオペラハウス」吉田都さんインタビュー動画

プリンシパル吉田都がロイヤル・バレエの神髄を語る。


おまけ!
隔週刊バレエDVDコレクション

2011年9月13日創刊『隔週刊 バレエDVDコレクション』
・・・買っとけばよかった(T_T;)  


※ 今更だけど、これはわたしの主観です。 しょせん、好き好きですから。

いろいろあとから追記しちゃったけど、(いつもすみません)
最後まで付き合って読んでくれた人、ありがと~~

さあ、これ見て、バレエにはまった人、いるかな? (^_^;)








吉田都のスーパーバレエレッスン
https://youtu.be/e2Gu53AH4gA?list=PL1A2E201D9433C16F






<過去記事>

★「わたしをバレエに連れてって!! 吉田都の奇跡」
http://20120901.blog.fc2.com/blog-entry-109.html


★バレリーナ はかくあるべき! ③  吉田都 編 


★吉田都のチャリティーコンサートの舞台裏
http://20120901.blog.fc2.com/blog-entry-223.html


★吉田都インタヴュー ~ 「自分でない自分にはなれない」
http://20120901.blog.fc2.com/blog-entry-581.html


★映画 『ブラック・スワン』 への反論  の追記 これだけは言わせて!!
日本を代表する文化発信の権威であるNHKが犯した罪!


ローザンヌ国際バレエ、日本の高校生が1・2位!!

ローザンヌ国際バレエ、日本の高校生が1・2位

朝日新聞デジタル 2月2日(日)2時48分配信

ローザンヌ国際バレエ、日本の高校生が1・2位

熊川哲也さんや吉田都さんが輩出したローザンヌ国際バレエコンクールの決勝が1日夜、
スイス西部ローザンヌであり、長野県松本市在住で松本第一高校2年の二山治雄(にやまはるお)さん
(17)=白鳥バレエ学園所属=が採点1位となり優勝した。

日本人では、横浜市青葉区在住で横浜翠陵高校1年の前田紗江(さえ)さん(15)=マユミキノウチ
バレエスタジオ所属=が2位、モナコ公国モンテカルロ在住の加藤三希央(みきお)さん(18)=モナコ
王立グレースバレエアカデミー所属=が6位入賞。
このコンクールでの日本人優勝は、2012年の菅井円加さん以来2年ぶり。

二山さんは受賞後、「なんて言ったらいいかわからない。本当に緊張した。ここまで支えてくれた家族に
感謝したい」と述べた。
審査委員長を務めたケイ・メイゾウさん(米ニューヨークシティバレエの元プリンシパル)は
「音感豊かに踊れていたことが高く評価された。テクニックにも強いダンサーだ」と評した。

このコンクールは15~18歳だけが参加でき、「将来性」を審査することで知られる
若手ダンサーの登竜門。
42回目の今回は、295人がDVD審査に臨み15カ国の70人が本選に出場。
この日の決勝には20人が進んだ。
上位6人は、世界の有名バレエ学校やバレエ・カンパニーへ1年間無料で通える。
生活支援金として1万6千スイスフラン(約180万円)も支給される。
二山さんは、米サンフランシスコのバレエ学校を希望している。

2位の前田さんは「夢のようでまだ実感がわかないがすごくうれしい。今日は自分らしく楽しんだ」。
6位の加藤さんは「出来はまあまあでしたが、自分の中では楽しめたので良かったです」と話した。
(ローザンヌ=前川浩之)
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朝日新聞社


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ローザンヌバレエで長野の高校生優勝 地元も祝福
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20140202-00000014-ann-soci



うわあ、ひさしぶりのバレエネタです。
しかも、ローザンヌで日本人が1,2!! とは。

フィギュアスケートだけかと思ったら、バレエ界もすごい。

まだあまり映像をじっくりたっぷり見てないのですが、
これはコンクール映像を見るのが楽しみです♡
しかも、この優勝した男性ダンサーは、17歳とは思えぬしなやかさ。
若いから、身体が柔らかいからって、しなやかさを表現できるとは限らない。
あのコンテでも動きを少し垣間見ただけだけど、
わたしが思うくらいだから、きっと、コンテのコリオグラファーなら
彼を見て、いろいろ、こう踊らせてみたいとか、こんな振り付けはどうかとか、
インスパイアされるんじゃあないだろうか?
クラシックよりそっちの才能が先に頭角を現したりして・・・

はああ~ 前回の菅井円加さんといい、
日本人がコンテ下手っていうのは今は昔・・・ってことでしょうか?

そういえば、菅井さんはドイツでプロデヴューしたとか、
日本人が世界の舞台の中央を制す時代はまだまだ続きそうです。


ローザンヌ国際バレエ、17歳の菅井さん優勝 審査員吉田都さん語る

ローザンヌの日本人快挙の知らせが舞い踊っていますね!  ウサギドキドキ


熊川哲也さん以来の優勝(「金賞」はもうない)です。 すごいです。


おまけにコンテンポラリーの素晴らしさといったら! 唖然!!です。

並み居る各国審査員がどよめいたのにも頷けます。


これは、本物キラキラ です。  

熊川氏も、かつてローザンヌで辛口批評が有名な女史から

「彼に足りないのは(あと少しばかりの「足の長さ」と)劇場からのオファーだけね」 と言わせたけれど、

彼女もまさにそんな感じがしました。(彼女の足の長さは充分ですけどね!)

ほんと、いつオファーがあってもおかしくない。

いえ、すでに手ぐすね引いて待っている劇場支配人はいることでしょう。


そこらのプロのダンサーより、彼女が見たい・・・と思わせることができる久々のスターですね。

将来が楽しみですラブラブ



※ ローザンヌ公式ホームページは こちら  決戦の様子(動画)は→こちら!!



ローザンヌ国際バレエ、17歳の菅井さん優勝


スイスのローザンヌ国際バレエコンクール第40回大会の決勝が4日行われ、和光高校(東京都町田市)2年の

菅井円加(すがいまどか)さん(17)(佐々木三夏バレエアカデミー所属)が1位になり優勝した。

決勝では古典と現代舞踊を踊り、しなやかで、切れのある表現が評価された。現代舞踊で最高の演技をしたとしてコンテンポラリー賞も同時受賞した。

本紙の取材に対して、菅井さんは「なんでも踊れるダンサーを目指し、海外で活躍できるようになりたい」と

喜びを語った。

15~18歳の男女に参加資格を限る同コンクールは、新進ダンサーの登竜門で、入賞者には世界の名門

バレエ学校への1年間の留学資格と奨学金が与えられる。

これまで最優秀の金賞に輝いた熊川哲也さんをはじめ、吉田都さん、上野水香(みずか)さんらを輩出した。

順位が報じられるようになってから日本人の1位は初めて。

2012年2月6日 読売新聞)



4日、スイスのローザンヌ国際バレエコンクールで優勝した菅井円加さんの演技(ロイター)


バレエ新星、情熱の舞…審査員一同「おおっ」

スケールの大きな舞姫が登場した。

バレエダンサーの世界的登竜門・ローザンヌ国際バレエコンクールで1位になった日本の高校2年生・

菅井円加すがいまどかさん(17)は「将来に向けて大きな力になった」と声を弾ませた。

同コンクールが評価するのは未来への可能性。

日本人が苦手とされた現代舞踊でも高い評価を受け、ダイナミックな舞に審査員も称賛の嵐。

専門家らは「自分の良さを伸ばし、大きく育ってほしい」とエールを送った。

 「受賞はこれから踊っていく将来に向けて、大きな力になる。皆さんに感動を与えられるダンサーになりたい」。栄冠から一夜明けた5日、菅井さんは取材に対し、こう気持ちを語った。

コンクールで菅井さんは古典の「ライモンダ」などを披露。

1983年に入賞し、今回、審査員を務めたバレリーナ・吉田都さんは

「すごく質の高い演技だった。特にコンテンポラリー(現代舞踊)では音楽をうまく使い、体のコントロールもダイナミックで、審査員の誰もが『おおっ』とうなりました」と打ち明け、「終わった後、『すごく楽しかった』と話していたのが印象深い。日本人がトップになりうれしいですね」と喜んだ。

入賞者には名門バレエ学校への留学資格が与えられ、菅井さんは英国のバーミンガム・ロイヤル・バレエ団の

付属学校を希望しているという。

(2012年2月6日03時03分 読売新聞)




「優勝の菅井さんは満点」 ローザンヌ国際バレエ

入賞歴持つ審査員の吉田都さん


2012/2/5 19:37

【ローザンヌ(スイス西部)=藤田剛】


40回目となる今年のコンクールには、事前審査を通過した世界19カ国の79人が参加。

日本人は最多の19人を占めた。日の決勝には21人(うち日本人5人)が進出。

菅井さんは技術を要するクラシック、表現力を求められるコンテンポラリーの両部門で高く評価され、

栄冠に輝いた。コンテンポラリー部門の特別賞も受賞した。

菅井さんは神奈川県出身で、東京都内の高校に通う。3歳からバレエを始めた。

佐々木三夏バレエアカデミー所属で、海外遠征は今回が初めて。

入賞者には奨学金と名門バレエ学校に留学する権利が与えられる。菅井さんは英のバーミンガム・ロイヤル・バレエへの留学を希望している。

83年の同コンクールで入賞し、今回は審査員を務めた吉田都さんは「今日の菅井さんの舞台はすばらしく、迷いなく満点を付けた」と語った。

菅井さんは吉田さんを目標にしてきたという。

フランス在住のバレエ研究者は「若手ダンサーは日本を含むアジア勢の台頭が著しく、欧米やロシア勢は押されつつある」と分析していた。


「ローザンヌ国際バレエコンクール」で優勝した菅井円加さん(左)と審査員を務めた吉田都さん


http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=32042314

2012-02-03 11:00

ローザンヌ国際バレエコンクール、吉田都「ありのままの自分を出して

里信邦子(さとのぶ くにこ), swissinfo.ch

「コンクールではありのままの自分を出すことが大切なので、自分を解放してあげることだ。ローザンヌはこれからの成長を見る場。今、完璧でなくてもいい」と吉田都(みやこ)氏は強調する。

「第40回ローザンヌ国際バレエコンクール」に審査員として参加し、1週間ハードなスケジュールをこなす吉田氏。若いダンサーへのアドバイス、またフリーとして活躍するようになった経緯や、今後の活動の方向性などを聞いた。

swissinfo.ch : 

ローザンヌの審査員を今年で3回引き受けられました。ぎっしりと詰まったスケジュールで、その上ボランティアです。なぜこんなハードな仕事を引き受けられたのでしょうか。

吉田 : 

人生がここでガラリと変わったからです。

ほかの審査員の方もみなさんそうですが、今自分があるのはここを通過したからで、だからお返しするというか、

引き受けるのが義務だと思っています。

ぜひやらせてくださいという感じのものです。
世界中から審査員だけでなくコーチの方も来ていますが、やはりみなさん特別な思いがローザンヌにはある。
それに、フェアーな素晴らしいコンクールなので、お手伝いしたいと思います。

バレエ界にとっても大切な所です。世界中で活躍しているたくさんのダンサーがここから巣立っていますから。

swissinfo.ch : 

今ここでコンクールに参加している生徒たちにアドバイスをいただけますか?

吉田 : 

ありのままの自分を出すことが大切ですから、自分を解放してあげることです。

このコンクールは、これからの成長を見るものなので、今完璧でなくてもいいのです。

また、ここに来ているだけですごい経験をしている。違う環境、違う劇場の中で世界中から集まった同世代のダンサーたちと稽古をするだけで、ものすごく勉強になる。ですから、いろいろな人たちといるというこの環境を楽しんでほしいですね。

小さな学校から来ている生徒は、たいていはいつも1人の同じ先生に習っていて、先生本人にも、先生の出すエクササイズにも慣れている。

ところがここではいろいろな先生から指導を受けられるという、それも素晴らしい経験です。

swissinfo.ch : 

先ほど、クラシックの練習で、足の動きのパターンが理解できない生徒がいましたね。

吉田 : 

確かに。インターナショナルな学校から来た子はいろいろなパターンに慣れているのですが・・・。

でも、その子が技術的にできないのか、それとも慣れていないからできないのか、というのは見ていて分かるので、

すぐにマイナス評価にはなりません。しかし、やはりきちんとできてアピールできた方がいいですよね。

それと、分からないときは聞いた方がいいです。何回も聞くと聞きづらいのですが、分からないのに聞かないということの方が問題だと思います。

swissinfo.ch : 

技術的な質問です。吉田さんは音楽に合わせるというより、まるで体の中で音楽が鳴っていて、それを自由に使いこなすといった印象を受けるほど、音楽に乗った踊り方をされます。それは先天的なものか、それとも訓練でできるようになるものなのか。もしできるとしたら生徒たちにアドバイスがありますか?

吉田 : 

音楽は大切です。先ほど練習を見ていて音楽を使ってないというか聞いていないというか、そういう子がいましたね。まあ、みんな必死ですから、緊張して音楽が耳に入ってないのかもしれない。

しかし(将来)舞台をやるとなったら、それこそ自分の中から音楽が出てくる位に体の中に入っていないとだめですよね。そうでないと体が解放されないと思います。

swissinfo.ch : 

吉田さんの場合、どうやって体の中に音楽を入れられるのですか?

吉田 : 

とにかく音楽をいやというほど聞きますね。新しい曲の場合は、特に音だけを何度も聞きますね。

でもリハーサルのときに何度も聞きますから、それでも音楽に合わない生徒というのは、問題があります。
中には、多少音楽に遅れてもいいから回転を終わらせてその技術を見たいという人もいるかもしれませんが、

わたしは音楽に遅れる位回っているよりは、1回ぐらい回転が減っても音楽と共に終わらせてくれないと、

見ていて気持ちが悪く感じる方です。
自分では、一つのフレーズの中で(はじめに)長めに使って動きをやり、遅れた分をその後早めて最後はきちんと合わせて、というのはやります。

それが強弱を生み出すし、見ていても面白いと思います。

機械みたいにいつもカウントで踊ってもそれは面白くないですから。

一つのフレーズの中で音楽と遊ぶような感じです。

swissinfo.ch : 

最後に、現在フリーで活躍されていますが、フリーになられた理由と、今後の活動の方向性を聞かせていただけますか?

吉田 : 

たくさんの理由があるのですが・・・。一番大きかったのは、日本人と結婚して日本が視野に入ってきた。

ちょうどそのころに、長く現役で踊ってはいられないので、やはり踊りをやめる前に日本のお客様の前で踊りたいなというところがあり、日本に帰ろうと思いました。

最初はベースのカンパニーがないととても難しいと思っていたのですが、今になると、やりたいことをやりたい時期に、自分でコントロールしてできるのが今の私には合っているというところに行き着いて、フリーランスを選んだのです(微笑む)。

swissinfo.ch : では、満足していらっしゃいますか?

吉田 : 

はい。ただ、日本に帰った初めの何年かは、まず日本の社会に慣れるのに苦労しました。

でも今は落ち着いて自分のやりたいことに集中できる環境ができています。

swissinfo.ch : 

長いスパンでは、いつか教える側に回るといった考えもおありですか?

吉田 : 

ええ、今でも教えることは始めています。去年もセミナーをやりましたし。

子どもたちからは逆に、私が勉強させてもらっています。

今、自分の中で何をしなくてはいけないかということで、迷いがありますが、タイミングや様子を見ながら進めたいと思っています。

日本ではバレエの人気は凄いです。それは先輩や先生方が道筋を作ってくださったお蔭です。

ただ、もう少しダンサー達が踊りだけに集中できる環境が整えられればと思い、その辺りのことを考えています。

多分ヨーロッパの(劇団、カンパニーが国立や州立のような)環境を作るのは、日本では難しいと思います。

でもアメリカのカンパニーの在り方を少し見習って、国の援助がなくてもスポンサーや基金などでお金を集めて維持する方法があるのではと、現在模索しています。

里信邦子(さとのぶ くにこ), swissinfo.ch



http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=32045438&itemId=32045456



※ 公式ホームページのこちら  決戦の様子はこちらから→こちら


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ウサギこのインタヴューを聞けてよかったです!

わたしがちょっと感激ラブラブしたのは、この ↓ 

      

「中には、多少音楽に遅れてもいいから回転を終わらせてその技術を見たいという人もいるかもしれませんが、

わたしは音楽に遅れる位回っているよりは、1回ぐらい回転が減っても音楽と共に終わらせてくれないと、

見ていて気持ちが悪く感じる方です。
自分では、一つのフレーズの中で(はじめに)長めに使って動きをやり、遅れた分をその後早めて最後はきちんと合わせて、というのはやります。

それが強弱を生み出すし、見ていても面白いと思います。

機械みたいにいつもカウントで踊ってもそれは面白くないですから。

一つのフレーズの中で音楽と遊ぶような感じです。

というものです。


うわあ~~やっぱりだ~ (>_<)♡ 


そうなんですよね~ だから彼女の踊りは好きなんです!


それに、それはフィギュアの演技にもいえることだと思うんですよね。

だから、昨今のルールは 邪道 だと思うんです。


あの、音楽に関係なく「3回きっちりまわってないとダメ(減点!)」だとか、「何秒キープしてなきゃダメ」

だとかってやってたら、

どうしても音楽から外れてきてしまうこともあるだろうし、そうならないように気にしてやってると

今度は音楽に没頭できないだろうし、

ジャンプのタイミングなんて氷のコンデションとか呼吸とかにも依るのに、そのためにちょっと予定より演技が

「押して」も、そのあと規定通り「3回まわって」「3秒キープして」なんてやってるとどんどん音楽から離れてしまいますよね。


まあ、それを乗り越えられるのが、

その違和感を感じさせない演技をするのが世界のトップ選手ってことなんですけど、

今はもう、ギッチギチにやることがてんこ盛りだから、選手が「現場」で最高の間を取るのが非常に難しく

なっているのは確かだと思います。

そのため、努力や力量が追いつかなければ無味乾燥な演技で終わってしまうことになるし、

実力(体力)以上の無理をさせれば怪我にもつながるし・・・

あんまりいいことはないように思います。


そんな無粋な違和感を感じさせないような振り付けをするのも振付師の技量というか才能だともいえますが、

それをこなさなければならない選手はほんとに大変だろうと思います。

昔の演技から見ると、ほんとに今は「きゅうきゅう」ですよね。

見てる方は「濃縮ジュース」みたいでたしかに見応えはあるのかもしれませんが、

完成させる選手はたまったもんじゃないでしょう・・・

ま、

そんなことにはまったく無頓着な選手ももちろんいますけどね。

そういう選手の演技は、どんなに技術があるように見えても、わたしは興味が沸かないし、

なぜか、そういう選手にはやたら滅多らボーナス点が入るような気がするのが腑に落ちないところですけどね・・・


もちろん!

その苦労をまったく感じさせない素晴らしい選手もいます。

誰のことかはお分かりと思いますが、

そういう選手の演技に憧れて、若い選手たちがより高きを目指すことはいいことだと思います。

それにしても、今の採点システムは邪道のかたまりですね。

それにもめげない日本勢はほんと素晴らしいとしかいいようがありませんが・・・


あれ? バレエの話だったのに、なぜかフィギュアの話の方が長くなってる! ウサギあせる 



それにしても、

フィギュアといい、バレエといい、日本人は素晴らしい快挙が続いています。

日本人はもともと感性が優れている民族なので、それに本家本元をしのぐ技術が備われば

世界最高のものを見せてくれる・・・ということでしょう。


そりゃあ、わたしを含めて、一億総日本人が努力家じゃないかもしれないけど、

そういう土壌がしっかりあるということですかね?

いや、その中でも、やはり、選ばれた人ですよね。

つまり、

これは、もう、

この領域になるともはや、

日本人としてだけではなく、「人類の進化」としての業績 であると、わたしは思うのです。


人類より優れた科学力や技術をもった生物はきっといっぱいいるかもしれないけれど、

でも、人類ほど「芸術」という一見無意味なものに価値を見出し極めている生物は他にいないんじゃないかな?


・・・などと思うわたしです。


ああ、人類でよかった。












「わたしをバレエに連れてって!! 吉田都の奇跡」
http://20120901.blog.fc2.com/blog-entry-109.html


吉田都のチャリティーコンサートの舞台裏
http://20120901.blog.fc2.com/blog-entry-223.html


吉田都インタヴュー ~ 「自分でない自分にはなれない」
http://20120901.blog.fc2.com/blog-entry-581.html



槇村さとる 「Do Da Dancin’! ヴェネチア国際編 ⑩ 」 後編

【中古】afb_Do Da Dancin'! ヴェネチア国際編 全10巻 (オフィスユーコミックス) [コミックセッ...



※※これについては、さらに詳しく書き直しましたので、
  どうぞ、こちらからお読みください。 ↓

 再 「DoDaDancin’!ヴェネチア国際編⑩ 」日本人の自由に対する誤解と偏見 ( 前篇)
 http://20120901.blog.fc2.com/blog-entry-1036.html



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「DoDaDancin’!ヴェネチア国際編 ⑩」について、

じつはほんとに書きたかったことがまだ書いてなかったので、追記です。

いつも長くてすいませんっ m(__)m


この⑩巻は、

今までのバレリーナにはない、とても「人間くさい」ドラマティックな存在感が売りの主人公 桜庭鯛子が、

本命のコンクールへ向けて「白鳥」の最後の仕上げをするべく、パリオペラ座の世界NO.1 カリスマ.

ダンスールノーブル(王子様役の似合うカリスマ男性舞踊手)とペアを組むことから始まります。

そして、

初めての「個人主義」の洗礼を受け、誤解したり凹んだり、混乱しながらも、

その西欧人と日本人との間に立ちはだかる「壁」を、相手への「敬意」で乗り越えようとする鯛子・・・

パリの個人主義と鯛子の日本人としての自分らしさをどう昇華して「白鳥」を仕上げていくのか・・・


とまあ、ざっくりこんなお話です。


前の記事にも書いたいろいろ感心するエピソードや表現に彩られているのですが、

でも、感心したのはそこだけじゃない!

じつはこれを書きたくなった理由、最初に「絵がないと理解が難しい」と言ったのは、

鯛子が本場バレエの殿堂、オペラ座バレエでのレッスンで、

バレエの演技要素として必須の「マイム」を勉強するシーンのことなんです。

(「マイム」とは、セリフのないバレエで使われる、手話のように決められた仕草のことです。)


オペラ座の優等生キム(なぜか韓国名・・・)が、教師の要望に応えて

「わたし」と「あなた」というマイムを披露します。

天下の「パリ・オペラ座」バレエでどんなすごい勉強を教えてくれるのか、・・・と思いきや、

「わたし」 と 「あなた」 ですよ?  目


模範演技をしたキムに、教師はそれを完璧だと絶賛します。

そして今度は鯛子・・・

しかし、鯛子がやるマイムに教師は延々とダメだしをする。

ただ、「わたし」と「あなた」という単純なマイム(手話のような振り)に。


この「あなた」というマイムは、簡単にいえば、「相手」に手を差しのべる・・・という感じの仕草です。

対して「わたし」は自分の胸に手を当てるような仕草だと思ってください。


キムと鯛子のマイムはどこが違うのか・・・?

「完璧」と「ダメダメ」その差は一体何なのか?


それは言葉でははっきりした説明はないけれど、

先の記事の「個人主義」の概念を踏まえておけば大体理解できると思うのです。


つまり、キムは、フランス人と同じくガチガチの「個人主義」仕込みの人間だっていうこと。

対して、鯛子は ドロッドロ日本人

東京下町の商店街の魚屋で、人情たっぷりの環境で育った「異色のバレリーナ」ですから、

(バレエのような特殊世界では、ある意味我が儘で自己中でプライドの塊でないと大成しないというからね…)

なにしろ、あの「ドン・キホーテ」を「柴又の寅さんだ!」っていうヒトですもん! (こんなバレリーナ他にいたか?)

そういう、とっても日本人らしい日本人。

「じゃあ、キトリ(このバレエのヒロイン)は魚屋の娘か」 

って、すぐ理解しちゃう相手、「世界の三上」(世界的に有名な天才ダンサー)も、やっぱり日本人だけどね~


そのキムと鯛子の絶対的な違いを示唆するのに、作者は苦肉の策をほどこしています。、

キムのマイムの、「わたし」と「あなた」の間に、「カチッ」っという音がするコマが入るのです。

もちろん、実際の音ではありません。 

「切り替えスイッチ」の入る音・・・だと解釈します。


これは、「わたし」と「あなた」との「切り替え」を強調するためで、

「わたし」と「あなた」との「厳格な区別」を意味し、

「わたし」と「あなた」の世界はけっして「交わらない」もの

・・・だという感覚を強調するものだと思います。

個人主義感覚のキムは当たり前にそれを厳格に区別して表現している、ということだと思うのです。


対して、

鯛子の「それ」は、

「わたし」と「あなた」との間には「何か」がある・・・


それは、ときに、「愛情」であったり、「信頼」であったり、「尊敬」であるかもしれないが、

とにかく、「わたし」と「あなた」の間には、目に見えないものが存在し、

それによって相互は「切っても切れないもの」としてつながっている・・・


もちろん、本人はそれを意識していないかもしれない。

日本人の鯛子にとって、それは当たり前すぎて意識していないかもしれないが、

きっと、「わたし」と「あなた」の間にあるものを探すために、自分はここにいるのであって、

バレリーナとして舞台に立つのであって、人を愛するのであって、生きているのだ・・・

と、本人が意識していなくても、言葉にできなくても、鯛子の生き方はまさにそれだと思う。


それをきっと、鯛子はあまりにも無意識のうちに「自然」に表現してしまうので、

個人主義のパリではそれは理解不能であり、

それは「NON]であり、否定されるものでしかないのでしょう。


でも、鯛子は、

そんな自分とキムの差が何なのか、自分のどこを直せばいいのか?

鯛子のそれを否定する教師の意図がまったく理解できない・・・。


自分はどこが間違っているのか?

何が自分に「足りない」のか? 


その鯛子の困惑こそが、

たぶんベンゲル監督が心配するところの日本人が陥り易い「誤解」 だと思うのです。


西欧に対する「美しすぎる誤解」、日本に対する「卑屈すぎる誤解」です。


つまり、

それは、日本人が「足りない」のではなく、日本人に「欠けている」ところでもなく、

それが日本人と欧米人との決定的な「差」である、というだけであり、

けっして、日本人が間違っているわけでも、劣っているわけでもないのです。


なぜなら、ベンゲル監督が言うように、

日本の方こそが、「奇蹟のような幸福な国」なのですから。



でも、ここで鯛子が困惑するように、

初めて海外へ出て行った日本人は、まず、自分の非や足りないところを探してしまう。

実際、そうしてコンプレックスに押しつぶされてしまう人が多い・・・


この鯛子のように、才能もあって、その才能を開花させるだけの努力もできて、

そんな足りない自分を理解しようとしてくれて(そんな奇特な人はいない)、支えてくれる仲間もいて・・・

な~んていう超ラッキーな人ならいいけど、大抵の場合は挫折して劣等感だけを持ち帰ってしまいます。


そんな中で、「ヒロイン」だけは、

「自分の中の足りないもの」を見つけ、紆余曲折の末それを手に入れ、「日本人の甘え」を捨てて、

「これまでの日本的な価値観」を捨てて、もしくは変えて、壁を乗り越え「成長」して成功していく・・・


っていうのが、これまでの「サクセス・ストーリー」の常套でした。  (よね?)




でも、ほんとにそうなのかな? 

それだけなのかな?

それが真理で、それが「クール」ってことで いいのかな?


・・・と、わたしは疑問に思うのです。


わたしは最近、あることに気づいたのです。

それは、

世界でそこそこ「成功している」人は、たしかに日本のやり方を捨てて欧米のやり方に合わせた人が多いけど、

でも、世界でもトップクラスにまでなる人は、むしろ、

それを通り越して「日本人らしい」やり方で、「日本人にしかできない」やり方で成功している、

または世界一になっている、と思うのです。

違いますか?


そして、世界から賞賛され、尊敬される人もまた、

もっとも「日本人らしい」やり方で成功した人たちだと思うのですが・・・


だからね、思うのですよ、

日本に残っている、「人の情け」と書いて人情と呼ぶもの、

その、西洋人が「個人主義」と引き換えに捨て去った「情け」という財産は、もはや日本だけのもの・・・

と言ってもいいと思います。

欧米人が、もはや書物やドラマの中でしか知らない「美しい絵空事」が、

この日本では、まだ普通に 当たり前に人の暮らしや価値観のなかに生きている。


それを捨てさせようと、あんなに執拗に画策されてきたにもかかわらず、

われわれはなぜ、それを完全に手離さずにこられたのか?

それは、何度も言ってますが、

日本に封建制度という「家」を守る制度が厳然としてあったからだと思うんです。


戦後、それが戦勝国によって撤廃させられたにもかかわらず、

日本人の精神の中にしっかりと根づいていたそれは今も失われていなかった。

それは、脳ではなく、頭で解っているだけではなく、

きっと日本民族としてのDNAの中に深く刻み込まれているから失いようがなかったんだと思うのです。


そのくらい、日本人には深く馴染んだ性質であり、言葉で教える以前に持って生まれたものだと思うんです。

もちろん、それが発動されるには、日本という土壌が必要なんでしょうけどね。つまり、外国育ちじゃないことです。

「帰国子女」が日本の社会に馴染めず、結局海外に行ってしまうというのも解ろうというものです。

幼少期、成長期に「日本語で考える、または日本語で感じることの重要性」 がそれでわかります。


ともかく、

欧米から戦後「諸悪の根源」のように教え込まれてきた「封建制度」(封建社会)というもの、

それこそが、世界がその恩恵と機能をすでに失いつつある「家庭」(家族の絆)というものを築き、

その絆があるゆえに成り立つ厳しい規律遵守(しつけ)が日本人の「公徳心」を高め、

それが「種」を守り、「村」(共同体)を作り、社会を築き、日本という国家を作っている・・・
それが日本です。

「国の家」と書いて「国家」と呼ぶのも、この日本語だけです。
(※現代中国語は日本語からの逆輸入語が多い)


対して、西欧のそれは、「個人主義」を取ったために捨てざるを得なかった。

だから西欧の「家」は「個」の集まりなんです。

だから、家族は同じ家に住む必要もないし、結婚して「家」を守る必要もないし、

子供は「保護者」さえいればどこでも育つように「自立」させられるし、(週末ごとに別の保護者と過ごす 等)

だから夫婦も親子も「別姓」でいいんです。

大事なのは「個」であり、「家」や「共同体」ではないからです。


そう言うと、

「え~?欧米だって、ちゃんと結婚してる人も、夫婦別姓じゃない人もいるよ?」

って思うでしょう?

でも、よく考えてください。

そういうものを大事に「守っている」人たちは、「守るべきもの」がある人たちじゃありませんか?

端的にいえば、あり余る「財産」だとか、代々の「家柄」だとか「土地」だとか「仕事」だとか・・・

そういう「守るべきもの」を持っている「一族」の人たちは、「自由」より「伝統」(しきたり)を自ずと守りますよね?

それはどこの国でもいっしょです。


ただ、日本と違うところは、

日本では、それがどんな小さな単位の「普通の家」でも、もっといえば「粗末な家」でも、大切に守っている

ということなんです。

いえ、正確にいえば、「大切に守っている」という自覚もなく「当たり前に思っている」のです。

うっかり「反日教育」に乗せられてしまった人を除いて・・・


なにしろ、日本は「八紘一宇」の国ですから。

「皆、ひとつの家」です。

それが、日本独自の封建制度の「賜物」なのだと思います。


話を元に戻すと、

日本人に「人情」が残ったのは、封建制度という規律や戒律があったからこそ。

つまり、

「人情」とか「思い遣り」「人へのやさしさ」・・・などという「豊かな人間性」とは真逆の概念だと思われがちな

「封建制度(社会)」こそが、

欧米から失われてしまった もっとも大切な心を守っていたのだと思うのです。


厳しい規律に守られた厳格な社会があってこそ、

その中で「暗黙の了解(規律を守らなければ社会から弾かれるという恐れ)」に守られているからこそ、

人々は安心して「自己の使命」に没頭できたのです。(※下記参照)  


「やりたいこと」ではなく、「やらねばならぬこと」のために人は生きてきた。

だからこそ、

日本は今日のように文明も文化も発展でき、人間性を失わずに経済発展を遂げたのです。

家を守りながら、村や社会を守りながら。


もし、人間性を無視して経済だけ発展していたら、

もうとっくに、今の中国みたいに矛盾を抱えて破たんしているでしょう。

(あ、もう中国は破綻してきましたよ!)

そういう意味でも、

日本人の「家」を守る意識が、今日のあらゆる「日本の奇蹟」を支えてきたと思うのです。


われわれが忘れがちだったそれを、今、海外の人たちもが「尊いもの」として認識してくれたのです。


しかし、

われわれと違い、厳格な規律という「見えない契約書」を持たない人たちは、

誰が嘘をつくか、誰がいつ自分の領域を侵しにくるか、いつ寝首をかかれるか分からないので、

そういう安心感がないので、

自分の利益を守るために、「自分」と「他人」との区別をはっきりさせる必要があったのです。


「自分 」 と 「自分以外」 という、はっきりとした「境界線」がかれらには必要だったんです。


それがすべての行動原理になっている。

自分以外は基本的に信じない、お互いに信じない上での「自由」なんです。


日本だったら、「それって、泥棒の始まりじゃない?」って思いますよね?

そう思ってくれたあなたは普通の日本人です。  (^_^;)


日本の中にいるだけだと、「日本はどんどんダメダメになってきた」・・・って思うでしょうけど、

それでも、まだ欧米に比べれば、

日本は、人を信じてもいい「奇蹟のような国」なんです。



でも、実際、日本人は誤解している・・・

この鯛子のように、

自分では悟っていると思っているココのように・・・


(あああ~~、やっと話が元に戻ったぞ! (T_T;)   )


だからね、

まだ「結論」は出てないけど、

この話では、ココによって、日本人と欧米人との「けっして交じり合えない壁」を示唆され、

それを乗り越える手段として、鯛子が選ぶであろう、

相手にすべて迎合するのではなく、自分を曲げて相手に合わせる・・・のではなく、

相手への敬意を示すことで自分の信念を貫く・・・

相手への敬意を示すことで相手からの「信頼」を勝ち取り、

相手に合わせているように見せかけながら、じつは、自然と相手を自分の方へと引っ張っていく・・・

という道こそが正しいというか、

これから欧米と対等にやっていくために一番必要な大事なことだと思うし、

じつは、だ~~~れも教えてくれないことだと思うし、(この真逆のことなら教えてくれるけどねっ!むかっ

他のこれまでの「欧米至上主義」漫画 とは違うところ・・・だと思うのです。



(以前、三上の顔がこれ以上崩れる前に、さっさっと連載を終わらせろ・・・なんて言ってごめんなさいっっ!!)






う~~~~んと、 ウサギあせる 

ここまで深読みする人はいないかもしれないけど、

こんなの、わたしだけの勝手な解釈で妄想かもしれないけど、

でも、

そんなことを、こんなことまで、こんな「漫画」の中で確認できるのです。

それだけでも素晴らしいでしょ?


それほど、

日本の漫画は(作家によるけど)、「文芸」の域まで達しているという証明であり、


これこそが、

「漫画」を日本が誇る文化 と呼べるゆえんではないでしょうか?




だっから、漫画はやめられない!

漫画は子供の娯楽じゃないのよ~~~


・・・って、結論そこかよ!! って? (^_^;);;;;


やっぱり、ぜんぜんバレエの話じゃなくてごめんね~~~!! ウサギあせるあせる


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日本ほど素晴らしい国は世界中のどこにもないだろう ~ アーセン・ベンゲルhttp://20120901.blog.fc2.com/blog-entry-359.html

日本人にしかできないこと 再 「共存共栄」の思想
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「わたしをバレエに連れてって!! 吉田都の奇跡」
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吉田都のチャリティーコンサートの舞台裏
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吉田都インタヴュー ~ 「自分でない自分にはなれない」
http://20120901.blog.fc2.com/blog-entry-581.html



※※これについては、さらに詳しく書き直しましたので、
  どうぞ、こちらからお読みください。 ↓

 再 「DoDaDancin’!ヴェネチア国際編⑩ 」日本人の自由に対する誤解と偏見 ( 前篇)
 http://20120901.blog.fc2.com/blog-entry-1036.html



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アメブロにいた「うさんぽの小径」のうさんぽです。
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うさぎブログのはずだったのに、気がついたらこんな重いブログになっていました…
思いっきり、主婦目線、母親目線、オバサン目線でいろんな情報に感想を書いています。

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