ひだまり    今は古事記に夢中! 百人一首はただの「恋バナ」じゃなかった! 『ねずさんの日本の心で読み解く「百人一首」: 千年の時を超えて明かされる真実』

アメブロから引っ越してきた過去記事の再公開と、                       もっと日本を知るために「竹田研究会」の紹介を主にしていきます。

百人一首はただの「恋バナ」じゃなかった! 『ねずさんの日本の心で読み解く「百人一首」: 千年の時を超えて明かされる真実』

   
百人一首はただの「恋バナ」じゃなかった! 
『ねずさんの日本の心で読み解く「百人一首」:
千年の時を超えて明かされる真実



感動が世の中を変える

http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2587.html#more より抜粋転載

実は「百人一首」は、応仁の乱が終わる頃まで、およそ230年間も眠ったままになっていました。
ところが応仁の乱後の荒れた世の中において、飯尾宗祇(そうぎ)という蓮歌師が、定家の蔵書の
中から、この「百人一首」を見つけ出し、その内容を、国内最高の和学の大家とされていた
陛下の信頼の篤い三条西実隆に伝えたのです
彼は、百人一首を読み解くことで、一見すると恋の歌ばかりが連なっているように見えるその歌集
の中に、藤原定家の、聖徳太子以降五百年続いた平和と安定の社会の姿、世の中が崩壊していく
過程で人々が願った平和への思いが明確に描かれていることを発見します。
そしてそのことを、弟子たちに伝えていくわけです。

この弟子たちというのが、細川家であったり、駿河の今川家であったり、九州の大内家であったり
するわけです。
そして本来の日本の平和で安定した姿を、彼らも感動をもって百人一首から読み取るわけです。

こうして、強ければ、武器を持ってさえ入れば、富を独占していさえすれば良いと考えられた応仁
から荒れた世の中で、人々の間に徐々に、日本人として取り戻すべき価値観が、具体的なカタチ
と感動をもって拡散しました。

そして気がつけば、戦国大名たちにとって目指すは個人の蓄財ではなく、京の都に上って皇室を
外護し、シラス国を取り戻すことに価値観が変わっていたのです。

人を動かすのは、感動であり、感じる心です。
百人一首の本当の意味を知っても、何も感じない人もいることでしょう。
けれど、感じることができる人がいれば、その感動は、かならず広がる、伝わる。
そして右を向いても左を見ても、同じ感動を共有する人が増えれば、そこから
世の中の向きは一気に変わります。

こうして戦国大名たちの思考は、
ただ「強ければ良い」というものから、「日本を取り戻す」、「朝廷を外護して本邦の泰平を取り戻す」
というものに変化していきました。
そしてそのために都に上ることが、武家の生きる目的になっていくわけです。


すこし考えたらわかることです。
ただ自分さえ良ければ、強ければ良いのだという思想なら、甲斐の武田信玄も、甲斐の国に入れば
良いのであって、わざわざ巨費を投じて都を目指す必要などありません。
上杉謙信も今川義元も同じです。

要するに武将だけでなく、その周囲の武士たちにも、またその家族の女性たちの間にも、
取り戻すべき日本の姿が明確なカタチとなっていたからこそ、彼らは都を目指したわけです。

こうして戦国の大人たちの心を変えた「百人一首」は、江戸の泰平の世になると、カルタ遊びとして、
子供たちに、楽しみながら学ぶツールとして普及していきました。
意味があるものだから、普及したのです。
歌がただの恋話なら普及などしません。一時的な流行になっても、そういうものはすぐに絶えて、
新しいものにとってかわられます。
続いているということは、そこに何かがあるからなのです。

荒廃した時代が、どうして収束へと向かい、
江戸270年の平和と繁栄の時代を迎え得ることができたか。

そういうことを考えてみると、その裏側に、百人一首のすくなからぬ影響があるように、私には思えます。
このことは、これまでのように、百人一首=恋話としか読まない解釈では、絶対に辿りつけない真実で
あろうかと思います。




ねずさんの百人一首予告CM



【拡散希望】百人一首先行予約受付開始


《ご予約ページ》
http://goo.gl/WicWUi

《本の概要》
書名:ねずさんの日本の心で読み解く「百人一首」
単行本: 592ページ
著者:小名木善行
出版社: 彩雲出版 (2015/4/21)
言語: 日本語
ISBN-10: 4434205404
ISBN-13: 978-4434205408
発売日: 2015/4/21


=======

(本書 あとがきより 抜粋転載)

日本は、世界で一番歴史の古い国です。
世界史に登場する幾多の国々の栄枯盛衰を俯瞰すれば、
有史以前から現代まで続いている国など、まさに奇跡以外の何ものでもありません。
はるか遠い昔から日本は、
天皇を最高権威とし、政治は天皇から任命された施政者が執り行ってきました。
そして「民こそ宝」という理念を根本とした治世を、長きにわたり築き上げてきたのです。
ですから日本の歴史や古典文学を考えるとき、天皇の存在を抜きにしては、その解釈を
大きく間違えます。

「百人一首」は、晩年の藤原 定家が、良き時代の精神を後世に残そうと、百人の歌人とその歌を
使って、 天皇と貴族が統治した約五百年間をひとつの抒情詩にしたものです。
個々の歌をとおして、当時の人々がどのような社会や人間関係の中で生き、何を感じ何を思い、
どんな行動をとってきたのかを知ることがで きます。

そして「百人一首」全体をとおしてみれば、
日本がいかに平和で対等な社会であったか、天皇が いかにありがたい存在であるかが
分かってくるのです。
それだけに「百人一首」を一番歌から順番に紐解くと、日本とは何か、日本人とは何か、
日本精神とは何かがはっきりとした形をもって理解できるようになります。

本文中において、便宜上「名歌」という言葉を使いました。
しかし「百人一首」に撰入されている和歌は、必ずしもその歌人の代表歌ばかりではありません。
なかには当時は無名だった歌人の歌が選ばれたり、逆に有名な歌人が選から漏れたりしています。
それは、藤原定家が、ある一定の目的のために撰歌、配列を行っているためです。

例えば和泉式部の解説のところで少し書いていますが、和泉式部が生涯に詠んだ数々の歌のなか
には、 まるで水滴が空中に留まっているかのような奇跡的な名歌が存在します。
けれど藤原定家は「あらざらむ」の歌を五十六番に採用しました。
「百人一首」の編纂意図を優先して歌を選んでいるからです。
この歌は、 和泉式部の生涯を総括する歌であることに加え、「百人一首」の中盤において女性たち
が本当に輝いた時 代を象徴する歌の一首として撰入されています。

「百人一首」を学ぶと日本が分かります。
それは日本という国柄が分かるというだけでなく、
たとえば職場や組織において必要な心構えや、人生に迷ったときや悩んだときに進むべき方向性など、
かなり具体的 な解決策が見えてくるのです。
千年前の歌人たちが、「いかに生きるべきか」という人生の大命題にどの ような答えを見出していった
かを知ることで、日本人としての在り方までをも、学ぶことができるものです。

イジメ被害に遭っている人なら、同じくイジメにあいながらそれを見事に克服した小式部内侍、複雑な
人間関係の渦巻く組織のなかで、五十年以上も見事に生き抜いた周防内侍、夫の浮気を克服した相模、
たった一首の歌で長年続いた伝統と利権の巣窟を破壊した小野 篁 、歴史に残る重大な決断をしながら
自分功績として一切誇ることなく、すべては神々の御心のままにとした菅原道真公など、まさに歴史に残
る魅 力的な歌人たちの生き様や人生を、私たちはたった百首の歌を通じて学び取ることができるのです。

「はじめに」でも触れましたが、
「百人一首」が示した本来あるべき日本の姿を現実のものとするため、 戦国武将たちは、あえて
「京」を目指したのです。
それにより、混迷する戦国時代は終わりを迎えました。

日本的価値観が失われ世の中が混迷したとき、「百人一首」はまさに不死鳥のように本来の姿を
現して、私たち日本人の進むべき道を指し示してくれるのかもしれません。

この本が皆さんの座右の書となり、今を生き、未来を開く手がかりとなれば、
著者としてこれに勝る喜びはありません。

平成二十七年春
遠くに雪の富士山がはっきり見える澄んだ日
小名木善行







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