ひだまり    今は古事記に夢中! 「宮中見聞録」 ~昭和天皇にお仕えして~  木下道雄 ②

アメブロから引っ越してきた過去記事の再公開と、                       もっと日本を知るために「竹田研究会」の紹介を主にしていきます。

「宮中見聞録」 ~昭和天皇にお仕えして~  木下道雄 ②

新編 「宮中見聞録」 
~昭和天皇にお仕えして~  木下道雄


         


皇室の伝統的精神とは何か。
激動の時代に、国民と苦楽を共にされた昭和天皇の感動のエピソードの数々から浮かび上がってくる
皇室の「無私」の伝統ー。
21世紀を担う若い世代に読んでもらいたい、真の日本に目覚めるための名著。
皇室秘話の決定版。

【目次】
見聞篇
(京都東山御文庫/御践祚/陛下を飾るもの/陛下と皇室財産 ほか)
思考篇
(わが皇室の御伝統『和魂』/国家の主権/陛下と阿育主/
マッカーサー司令部の神道に関する指令について ほか)

(「BOOK」データベースより)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その①では、
著者の孫が「新編」として再度これを世に出そうとした気持ちから、
本著の意義を紹介させていただきました。

今回は、著者本人がなぜこの見聞録を世に出そうと思ったのかを紹介しようと思います。
それは、本著のまえがきに詳しく書かれてあることです。
とても感動的な話なのですが、全部を書き写すことはできないので、ところどころ要約と抜粋(転載)とで
紹介したいと思います。



著者、木下氏は、二十年以上昭和天皇のお側でお仕えした宮内省時代の侍従次長であったが、
まだ入省する前、岡山県県警部を経て、同県和気郡郡長に就任した時、郡内の鎮守の森の近辺に
とある部落の存在を知る。
そこには満足な家が一軒もなく、人の姿も、心も荒み、部落外の人間を拒絶し警戒していた。
それをなんとかしなくてはと思い、
「危険だから触らないように」という空気の中にも理解ある人間と相談していた矢先、
東京に戻ることとなり、その部落のことはしばらく忘却していた。

が、宮内省に係わる仕事をしていた際、皇后陛下から直々に御慰労のお菓子を賜ることがあった。
その有り難い、もったいない御菓子折りを誰に分けようかと考えたとき、ふと、和気の部落民たち
のことを思い出し、最後に部落のことを相談していた郡の青年に手紙と菓子折りを送った。
郡内の小学校と部落の子供たちにそれを分け与えたところ、あれほど他人を信用せず、役人を敵視
していた部落の人たちが、思いがけず頂いた皇后陛下からの贈り物に心から感激し、
「自分たちにまで皇后陛下からお志を頂けるなんて」
(皇后陛下は自分たちのことをお忘れではなかった(意訳))と喜び、
「これでは、自分たちもこのままではいけない(陛下の志に報いねば)」と、
その一部を鎮守の神様にお供えし、村の巡査を招待して皆でお餅をいただき、その日を
部落改善の記念日として再出発することを誓ったというのです。

その15年後、再びその地へ赴く機会があったとき、部落のあった場所へ行くと、かつての荒れ
果てた村の姿は見る影もないほど一変しており、祭りか運動会でもあるかのように日の丸や
色とりどりの旗が飾られた中、歓喜と感謝の意をもって心づくしの歓迎を受けた、
(それほど、部落の村民とそれを取り巻く郡民の心は明るく変化していた)というのです。

(以下原文のまま)

「たった15年の間になんという変わりようであろう。
わたしはほんとうに、なんともいいしれぬ喜びに満ち溢れた。

わたしの力だけでは到底これだけのことを成し遂げられる筈がない。
まさに、皇后さまの御心のこもったお菓子の奇蹟、

鎮守の森で、あの紅白のお餅をいただいた瞬間に、この部落の人たちは、
自分たちが永らく見失っていた「やまとごころ」を再び己らの胸に取り戻したのだ。

もし、あのとき、私一人であのお菓子をいただいてしまっていたら、それで話はおしまいだが、
これが他人の手に渡され、他人の善意が加わると、思いがけない奇蹟をあらわすことになる。

私の眼底や耳朶に残る陛下の御姿なりお声なりを
私一人で悦に入っているだけならそれでおしまい。
だが、これを他の人たちにも知っていただければ、また、いつ、どこで、
どんな奇蹟が出現しないとも限らない。

こんな思いから、この書の刊行を思い立った次第である。」



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。




この前書きからも解るとおり、
この著は、一般人が知る由もない天皇陛下や宮中の「禁断のめくるめく秘密」を暴くゴシップ趣味や、
「わたしだけが知っている」的な自慢話などではありません。

わざわざ、こういって前置きが必要であったのは、おそらく、
そういった態の不埒な思惑が絡む危険を知っていた(体験していた)からではないかと思います。

マスコミに重用される「関係者談」の類に成り下がるつもりは一切ない・・・
ということを宣言したものではないかとわたしは思います。
現に、マスコミに出る元宮内庁関係者たちの出す著書ほど知名度はありません。
それは、マスコミが利用したくない部類の「真実」が書かれた書だからではないかと
わたしは思います。

そして、そういう「マスコミが利用できない」皇室の真実こそ、
われわれ「皇室を信じたい」日本人が読むべき、知るべきことであると思うのです。



ぜひ、 ぜひ、 お読みください。





。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


再 「本当に怖い反皇室ブログの実態」 ⑤ 
たとえあなたが反皇室のつもりでなくても、皇室への疑問や不信を少しでも「発信」することは
「皇室不信の拡散」に協力することになり、
「皇室改善(除染)」どころか「皇室解体に協力」することになります。



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コメント
素晴らしい本のご紹介ありがとうございます
先日さっそく買ってきました。

この本素晴らしいですね。
私天皇皇室関連のコーナーが本屋でおなじみになっていたのですが、全然目に入っていませんでした。ありがとうございます。

この本の内容もっと知られてほしいですね。
2015/08/29(土) 00:41 | URL | あらみたま #-[ 編集]
Re: 素晴らしい本のご紹介ありがとうございます
あらみたまさん、コメントありがとうございます。
ちょうど今、以前書いた
「本当に怖い反皇室ブログの実態」⑤
たとえあなたが反皇室のつもりでなくても、皇室への疑問や不信を少しでも「発信」することは、
「皇室不信の拡散」に加担することになり「皇室解体」に協力することになります。」
を追記して再投稿していたところです。
さすが、あらみたまさん!もう購入して読んでいただけましたか。
本当に、これこそ、埋もれた名著でしょう?
所詮、巷のベストセラーや名著などと言われているのは、
マスコミが売りたいもの、マスコミにとって利用できるものでしかありません。
それを証明するように、これほどの名著が埋もれていたのですから。
これは、日本人として一度は読むべき、知っておくべき
われわれ国民と皇室の絆と、奇跡のような皇室の真実を証明するものだと思います。

> この本の内容もっと知られてほしいですね。
本当に、切実にそう思います。

そして、また、こうも思うのです。
あらみたまさんを含め、わたしたちがこうして
なんとか日本の素晴らしさ、日本人の素晴らしさを発信しているのも、
この方と同じ気持ちからである、と。

微力ながらこれからも発信し続けたいと
この著を紹介しながら、あらためて思いました。

2015/08/29(土) 02:10 | URL | うさんぽ #-[ 編集]
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