ひだまり    今は古事記に夢中! 医療機器で癌になる? 2  ロバート・メンデルソン 「医者が患者をだますとき」 

アメブロから引っ越してきた過去記事の再公開と、                       もっと日本を知るために「竹田研究会」の紹介を主にしていきます。

医療機器で癌になる? 2  ロバート・メンデルソン 「医者が患者をだますとき」 

医療機器で癌になる? ロバート・メンデルソン「医者が患者をだますとき」 の続きです。

問題は、
日本の医療がまだまだ患者目線からほど遠い・・・ということだと、わたしは思います。


「肺に小さな影があります。継続的にCT検査をし続け、肺がんの早期発見につながる可能性と、
検査による被ばくの影響でかえってがんになってしまう危険性とを比べると、
CT検査を続けた方が良いのかどうか一概には言えません」


このようなことを言ってくれる医師があまりに少ない、いえ、ほとんどいない、ということが問題なのです。


それとも、あなたは出会ったことがありますか?


よくあるのが、

「じゃあ、レントゲンを撮ってみましょうか」 と言われて

何の疑いもなく言われるままにX線を浴びるというケースです。

よくあるというより、日本ではこれが普通です。

日本では。


なぜなら、ヨーロッパやとくに、イギリスでは、

日本のように、こんなに簡単に、すぐにCTやレントゲンを撮ったりしないんだそうです。

外国では、たとえば、

折れてると分かっているんだから、

分かっていることをわざわざ調べるためにレントゲンを撮って被曝する必要はない。」

って考えなんだそうです。

もちろん、これは町医者的な考えなのかもしれません。

大きな立派な医療機関においては別かもしれない。

でも、そういう立派な施設へ行くこと自体、それが必要な場合だから・・・ということもあります。


でも、日本では、どんな小さな町医者でも、大概レントゲンくらいは装備していますし、

「当たり前」に撮りますよね?

それが、世界の中でも、先進国の中でも、日本特有のものだということを最近知りました。

外国、ことにイギリス人から言わせたら、

「日本はレントゲンが大好きなおかしな国」と映るらしいです。

「日本人がレントゲンが好き?」って聞いても、ピンときませんよね?

でも、じつは、そうらしいんです。


日本人は、世界最新鋭の医療技術を誇っている・・・と思っていましたが、

それは、今になって思えば、 

「世界中の原発が この狭い日本に集中している」 というのと同じ状況だったんじゃないか?

と思いました。



医療機器による検査は被曝のリスクを負う・・・ということを知られたら、

そして、その被曝のほんとうの恐ろしさを知られたら、

患者は検査そのものに疑問を抱き、検査を拒むようなことになっては、

せかっく開発した高額な医療機器が「使えない」、「売れない」、ということになってしまいます。

医療機器メーカーも、医者や病院経営者もビジネスですから、

医者が儲かって、病院が儲かって、医療機器メーカーも初めて儲かるというものです。

いくら高性能でも、それを上手く稼働できなければ宝の持ち腐れです。

できればフル稼働してもらって、それによって医療報酬という形でペイしていかなければ

高額な医療機器は不良債権のようなもの。

そのため、

「撮りましょう」の一言で患者が素直に被曝してくれることが必要だったんです。


そうして、

「被曝に関して無知のままでいてもらった方が都合がよい」 という観念のもと、

出来る限り被曝のリスクを教えないようにしてきたのです。

それこそ、医者たちにも。

医者の卵たちは、医学の発展や最新鋭の医療機器の進化に感動し、野望に燃えることでしょうが、

その便利な魔法の箱の原理や、リスクを、ほんとうに正しく学んでいるのでしょうか?

仮に、それに疑問を持つ学生や研究者がいても、

原子力開発と同じように、それの妨げになるような分子は疎まれ、弾かれていったのではないでしょうか?


そうでなければ、

賢いエリート集団である医学者たちが、善悪の分別ができるはず大人が、

なぜ、普通にこの危険に異を唱えないのでしょうか?




そう思い至ったのは、これを書いたのにはきっかけがあります。


「原発事故以来、被曝リスクの余計な知識を聞きかじったせいで、

愚かな患者が検査を無暗に怖がってCTを撮らせてくれなくて、まったく困ったもんだ。」

「これも、(無暗に放射能を怖がらせるデマによる)医療への風評被害だ。」


という医者の声が聞こえてきたからです。



それが医者の言う言葉か?  と、わたしは思いました。

それこそが、日本の医療関係者の驕りだとわたしは思うのです。


その「風評被害」で困ってるとしても、

それはもともと、医療関係者が持っている宿命なのではないか、とわたしは思うのです。

それを、日本の医療関係者がこれまできちんと向き合ってこなかっただけのこと。

やるべきことをやってこなかったそのツケが今きているだけだとわたしは思います。


今まで患者が「素直」だったのは、あなたの人柄のせいじゃなく、ましてや努力のせいでもなく、

単に、日本人の「医学への妄信」があったからです。

それに胡坐をかいてきただけです。

ですから、それがなくなった今、これから苦労して努力するだけのことなのです。

今までがおかしかっただけなんです。


責めるべきは、「患者の愚かさ」ではなく、 

「風評被害」をもたらした放射線リスクを怖がらせた「デマ」でもなく、

これまで患者の気持ちや患者の身の上に立ってこなかった医療関係者の慢心傲慢、

それをこそ反省すべきであり、

医療関係者の中の欺瞞と無責任体制をこそ批判すべきだとわたしは思います。 

前述の

「肺に小さな影があります。継続的にCT検査をし続け、肺がんの早期発見につながる可能性と、
検査による被ばくの影響でかえってがんになってしまう危険性とを比べると、
CT検査を続けた方が良いのかどうか一概には言えません」

と言ってくれる医師を除いて。



日本以外の国で、とくにイギリスなどと日本との決定的な違いは、

医者がどうしても必要だと思わないものには、めたらやったらにレントゲンは撮らない。

患者側もあまりレントゲン等を撮って欲しくないと思っている。

それは、お互いが医療機器による被曝のリスクを知っているからであり、

そして、そのおかげで、お互いに一定の「被曝理解に対する信頼関係」があるからこそ、

ほんとうにレントゲンやCTが必要な場合には、医者も患者を説得できるし、患者も納得できる。

そういうことなのではないでしょうか?
そこが、日本に欠けているところではないでしょうか?

なぜ日本には、その認識が欠けているかというと、

それは、CTなどの医療機器を作りたい側(売りたい側)の論理だけが優先されたからだと思います。


日本が世界一の医療機器を次々と開発し、医療に貢献している、

そのこと自体には誇りを感じています。

しかし、その裏には、

日本の原子力利用と同じような構造があったのではないか、と感じたのです。


日本が誇る世界一の医療機器、それを効率よく売り込むために、

また、医者が進んでそれを使ってくれるために、

医療機器による「患者への被曝リスク」に関しては、できるだけ関心を持たせないようにしてきたのでは

ないでしょうか?

医療機器開発と普及のためには、

医師が医療機器の「安全神話」を信じて、なんのためらいもなくCTを使ってくれなくては困るからです。


騙されてきたのは、「愚かな患者」だけではなかったということです。


実際に医療機器を扱う医師に被曝リスクへの疑問を抱かせないように、大学でも、

医療機器の普及に妨げになるような余計な知識を入れたがらなかったんじゃないかと思います。

もし、仮に、それに異を唱えるような学生や研究者がいても、その「世界」から弾かれる構造があったんじゃないかと・・・そんな風に感じたのです。


そうやって、正しい認識・・・利便性と並行して存在する リスクの研究の必要性自体を、

医師に感じさせないように仕向けてきたんじゃないかと思ったんです。

まさに「原子力村」と同じように。


医師たちが、前述の医師のように、

患者の身を思って、被曝リスクと治療利益とを常に天秤にかけていちいち考慮していたら、

CTの需要は今より格段と減ってしまうでしょう。

それでは、医療の「効率化」や「高利潤」を追求している者にとって、それは「妨げ」でしかありません。


つまりは、もう最初から患者や医療のためなんかじゃなく、

放射線医療産業の発展のため だったんでは・・・と思います。



まさに、先に書いた「原子力村」と同じような体質だったんじゃないかと、

これは、もしかしたら、 

偶然などではなく、原子力産業の一端を担っていたか、一枚噛んでいたのではないか?

とさえ勘ぐってしまうのです。



誰かの利益のために、それを守るために、

患者の、国民の健康を犠牲にしてでも、 それがただしく伝えられてこなかった。

あるはずのリスクを黙っていたために、それによって、国民は素直に被曝させられ、

病気以前にそれによって寿命を縮めていたかもしれないし、 

不妊や流産や障害児を産まされていたかもしれないし、

その可能性や疑いがあったとしても、

「放射線被曝」という関係から、原子力産業への波紋を広げないためにも、

その研究さえ、立証さえ妨げられてきたかもしれないのです。 

ちょうど、原子力研究室の構図のように。  ※『「村」を構成してきた東大原子力工学科』



長くなったので、その③へ続く・・・



★医療機器で癌になる? ③  ロバート・メンデルソン 「医者が患者をだますとき」 


★医療機器で癌になる? ①  ロバート・メンデルソン 「医者が患者をだますとき」



医療用放射線の危険性

医療の世界支配とメンデルソン博士のメッセージを振り返って


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