ひだまり    今は古事記に夢中! 真央ちゃんはなぜそんなに美しいのか? 4 お母様とバレエ
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アメブロから引っ越してきた過去記事の再公開と、                       もっと日本を知るために「竹田研究会」の紹介を主にしていきます。

真央ちゃんはなぜそんなに美しいのか? 4 お母様とバレエ


これまでわたしは、いくつか記事でも書いてきたように、

浅田選手の動き(「演技」ではなく、体のムーブメント)は、

他の「ただバレエを習ってきた」だけの選手とは明らかに違うと思っていました。

もっといえば、

高橋選手に並んで、彼女のそれは「別次元」だと思っています。


それが彼女の才能のひとつだと思ってきました。

が、
最近、あることから、改めて「その理由」が分かったような気がしました。


それは、浅田選手のお母様のことです。

昨年末お亡くなりになられたことで語られた逸話の中で、

「お母様自身のバレエ経験を生かして・・・」という言葉を聞いたからです。


それこそが、

「ただバレエを習っただけ」の選手と浅田選手が一線を画く理由だったのでは、と、
わたしは一瞬で納得したのでした。


浅田選手自身がバレエを習っていただけでなく、

お母様もバレエをやっていらしたことは、彼女にとって、たいへんな「強み」だったと思います。

もちろん、姉の舞選手にとってもです。

(舞さんのあの優雅さは、フィギュア界にとって貴重なものだったと、今でも思っています。)


なぜなら、

浅田選手自身が体で知っているだけでなく、

いつもお母様がそれを客観的に見ていることで、

バレエの「美しさ」を内側からも外側からも知っているお母様の厳しい審美眼によって、

常にそれを要求され、修正されていたとしたら・・・



もう皆さんもご存じかと思いますが、

「フィギュア王国名古屋」の看板でもある山田門下では、

スケートを習わせるお母さんは、イコールある意味ステージママです。

でもそれは、悪い意味ではなく、それが山田門下の特徴であり、

名古屋をこんな(世界的にも有名な)「フィギュア王国」に成長させた秘訣であり、

大事な底力になっているのです。


名古屋のお母さんたちは、毎日の送り迎えだけして、子供を教室に置いてお買い物に行ったり、

ぬくぬくと自分だけ暖を取っておしゃべりにいそしんだりしません。

子供がリンクにいる間、寒いリンクサイドからずっと見守り、

先生の教えや注意をいっしょに学びます。

なぜなら、

あんな広いリンクをたくさんの生徒たちがあっちこっち動いているのです。

とても先生とその助手・・・くらいじゃあ、すべての生徒にいつも目が届くわけがありません。

だから、

お母さんたちは先生の言ってることを注意深く聞いて、必死に理解し、

我が子がその通りにしていないとリンクサイドから「指令」を出します。

「ダメじゃない。ぜんぜんできてない!先生はこう言ってたでしょ!」

まるで生徒の数だけ「助手」がいるようです。

先生の目が届かないときには代わりにダメだしをし、ときには檄を飛ばす。

そこで、「それはわたしがやりますから、お母さんは黙っててください」 なんてのはありません。

それが名古屋の教室の常識です。

(いえ、実際には見たことないです… これまでのいろんな映像や「証言」に基づいています。m(__)m)


ですから、誤解のないよう言っておきますが、

浅田選手のお母様も当然のようにそれをされていただろうと思いますが、

それは、ここ名古屋では、特別なことでも、異様なことでもないんです。


ただ、それでも、

他のお母さんたちとは違うものがあったのではないか、と、思います。



それは、

わたしが二人の子供たちにピアノやバイオリンを習わせてきた経験から言っても、

母親の「理解度」と「経験値」が、子供の「完成度」に大きく影響するのは確かだと思うからです。


わたしを例に出すのはおこがましいのですが、

例えば、

わたしは「経験」はありませんでしたが、

もの好きが高じて長年かき集めてきた膨大なライブラリーとウンチク・・・

それだけは誰にも負けてませんでした。 (^_^;)

ピアノを教える(アドバイス)するときは、バレエの知識を生かし、

また、バレエを教えるときには、クラシック音楽の知識を生かし、

バイオリンを教えるときは、オペラ(声楽)の知識を生かす・・・そんなところです。

もちろん、文学から、映画から、宮崎駿から、山岸涼子 から・・・なんでも使えるものは使います。


つまり、母親の経験や懐が深いほど、(わたしはウンチクしかなかったけど)

言葉巧みに子供を騙くらかして「その気にさせる」術を心得ているものです。

子供は、小さいときは、純粋なときほど、ほとんど母親と同じの世界に住んでいます。

母親の感性で作られた世界・・・といってもいいかもしれない。

ま、もちろん、子供も大きくなれば、さっさとそこから飛び出していってしまうのですが、

少なくとも、

音楽とか こんなフィギュアスケートとかいう 母子密着型 の特殊な世界においては、

かなり、その「魔法」の有効期間は長いです。

(その苦労話については「バイオリンの話…」 で )



わたしの話はひとつの例としても、

たぶん、浅田選手のお母様は、そのバレエの経験を生かして、

バレエの経験のないお母様よりは、絶対的に的確で厳しい「注文」を付けていたであろうし、

「魔法」の使い方も、きっと、それはもう、お上手だったのでは・・・と想像するのです。



だとしたら、それは浅田姉妹にとって、

ただ性格がいいとか、天性のものがあるとかいう他にも、

「鬼に金棒」的な強力なブレーンというかコーチが付いていたということになるのではと思いました。


メディアから聞こえてきた、

「自身のバレエの経験を生かして厳しくダメ出しをしていた・・・」という言葉から、

あっという間にそんなことを想像し、一人納得していた次第です。




どこかの記事で、(お母様の訃報関連記事でだったか…

「娘は母の作品です」 という言葉を書きましたが、

ほんとうにそうだったのかと・・・ 

文字通りそうだったのだと、そう、一人納得していたわたしです。 m(__)m






<参考記事>

★ <真央ちゃん関連記事一覧>
http://20120901.blog.fc2.com/blog-entry-972.html
真央ちゃん関連の記事を探しやすくまとめてみました。

★「世界のトヨタと真央ちゃんが教えてくれたこと」 
http://20120901.blog.fc2.com/blog-entry-886.html
★「夢かうつつか・・・」   ジュピター 
http://20120901.blog.fc2.com/blog-entry-375.html
★「フィギュアの品格」
http://20120901.blog.fc2.com/blog-entry-133.html
★「日本人にしか見えないもの」
http://20120901.blog.fc2.com/blog-entry-187.html
★「高橋大輔選手の芸術性」
http://20120901.blog.fc2.com/blog-category-71.html
★「チャン選手の爆上げ点に思うこと」
http://20120901.blog.fc2.com/blog-entry-261.html
★「フィギュアスケートに「芸術点」が必要だった理由(わけ)・・・」
http://20120901.blog.fc2.com/blog-entry-515.html

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関連記事
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コメント
1. 真央ちゃんのアクセル
うさんぽさん、こんにちは。
真央選手の体の動きって、本当にきれいですね。大好きです。
私はバレエやダンスの素養も知識も何もない素人中の素人ですが、所作が美しいな~と思うスケーターは荒川さんと太田さん、シズニー選手など。
最近、気がついたのですが、共通していることはアクセルジャンプを飛ぶ寸前の肘と肩の使い方です。
アクセルを飛ぶ直前に、手をグーにして曲げた肘を後ろから前に思いっきり振って勢いをつけて飛ぶタイプの選手に比べると断然優雅だな~って思います。
女子選手にあれをされちゃうと、一瞬にして夢から覚めるというか、興ざめというか・・・。
元気なノリのいい曲では違和感ないのですが、しっとり優雅な曲調だとすごく気になってしまいます。

同じコーチについていても村上選手は後者かな?と思うので、真央選手の所作の美しさはお母様の助言によるものかもしれないですね。
2012/01/18(水) 14:20 | URL | シブヤ #79D/WHSg[ 編集]
2. Re:真央ちゃんのアクセル
>シブヤさん
コメントありがとうございます。
真央ちゃんの肘の使い方・・・なるほど! 
たしかに、真央ちゃんには「そーれっ!」っていう余計な動作がありませんよね?
わたしは伊藤みどりさんの豪快さも胸がすくようで好きですけど、
真央ちゃんのそれは「スカッとする」というんじゃなくて、
「吸い込まれる」っていう感じがしていました。
それは、以前も書きましたが、彼女独特の「浮遊感」を壊さないまま3Aを跳ぶことでも顕著だと思います。
でも、そうか~肘ですね~
腕の使い方が、やっぱりバレエ的なんでしょうか。
それと、足先の使い方もですよね。
跳んでる最中も、踏み切るときでも、他の選手とは明らかに違う。
それがなんでジャッジにはプラス評価にならないのかが不思議です。
ってか、目つぶってボタン押してるんじでしょ~ って思ってるけど。
同じコーチについてても、あれだけ違うということは、
やっぱり天性のものなんでしょうね~
それとやっぱり環境?
初めて村上選手の演技を生で見たとき、あんまりテレビで見るのと印象が違ったので驚きました。テレビのマジックはすごいな~と。
でも、真央ちゃんや他の選手は逆にテレビでは伝えきれない美しさを味わうことができました。
その差はやっぱり、細かい所作だと思うんです。
そういう細部にこそ、その人の感性が滲み出るのだと思います。
2012/01/18(水) 22:40 | URL | うさんぽ #79D/WHSg[ 編集]
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